2006年02月03日

序章3

「電算機の運用は一つの答えになるのではないかと上層部は考えている」
 幸繁はルティアが差し出した茶を飲み干した。
「すでに多数の電算機を運用しているあの国に学ぶことは多いはずだ」
「はい……」
 貴彦はとりあえず相槌を打った。
「それで」
「はい?」
「頼みを聞き入れてくれるのかね?くれないのかね?」
「えっ、あっ、いや、その……」
 貴彦は口ごもった。そもそも大公爵に異を唱えるという選択肢自体ありえないものであるのだが。
「館林君と離れるのがつらいかな?」
「い、いえそんなことは」
 貴彦は明白に否定したつもりだった。
posted by 蒼野青 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 電算司令部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。